労務・人事
労務・人事
個人の価値観の多様化や権利意識の高まりの中で、以前ではあまり問題にならなかったものが、最近では、労使間の個別労働紛争が多発しています。
これらの問題の対処を誤ると、企業のイメージを損ねたり、他の社員のモラルの低下を招くなどの問題が発生します。
いちばんの対処法は問題が起こらないように事前に予防することにあると考えます。
就業規則の整備
就業規則は労働時間、休日、賃金などの労働条件や会社と社員が守るべき共通のルールを定めた規則です。就業規則を整備しておくとトラブルの回避ができます。
労働契約書の締結
労働基準法では、労働者を雇い入れ契約時に、労働条件について労働者に明示すべきことを規定しています。（賃金等は書面交付義務）
さらに、雇い入れる労働者がパートタイマーであるときには、「昇給の有無」、「退職手当の有無」、「賞与の有無」について書面の交付等により明示しなければならないことになっています。
